床屋談義

午前中に散髪に行く。先客に上の方の隠居がいて床屋の親父さんと猪の話で持ちきりであった。我は黙って話を聞きていると昨夜の雨で土が軟かくなっていたので、猪に筍を遣れたいや、それも未だ土の中の軟らかい物ばかりを、道理で家の中に入れて置いた犬が吠えていたんだ(犬は家の中でもわかるんやな〜)。お陰でオイラが食うのは真黒になった筍ばかりや。そこで床屋の親父さんいわく、Nさんは今年は32頭も獲ったそうじゃ〜〜が、マダマダ居るんじゃノー。ほうNさんも有名人になったものだなと感心して聞いていた次第である。